高校で「ひとり作家を選んで文章を書け」という課題があり、「ただし作家本人に話を聞くのはやめるように」と教師が釘を刺すので「?」と思ったら「君達の先輩で井伏鱒二の家に押しかけたやつがいた」と言うので笑った。確かにその数年前まで井伏鱒二存命で、荻窪でウロウロしていたと目撃報告がよく。
ツイートに対するネットの反応
全然関係ないけど、そういえば高校で『俘虜記』を習った時その国語の先生が、だいぶお爺さんの時の大岡昇平を見たことがあると言っていたのを思い出した。文豪に会ったことがあるってなんかいいなと。
高校の時、司馬遼太郎が通学路の近くに住んでた。
知人の間では白髪鬼とか呼ばれてた。
当時はあまり気にしなかったけど、多分何回かはすれ違ってたのでは無いかと思う。
当時の国語の先生が
「今日、司馬遼太郎を車で轢きかけた」
と言っていたのを憶えている。
多分に井伏先生は若い人と話をするのがお好きだったのではないかしらん。昭和の中頃美大生だったうちの母と友人たちが新宿の呑屋でたまたま会話を交わしたら面白がられ“毎月この日はここに来るからまたおいで”と言われた、と。母は本読まない人なので相手を知らなかったらしいけれど(凄い失礼)
こういう配慮は必須。
学校の課題で、生徒からの問い合わせが出版社に殺到するのは、良くあるパターン。
作家本人宛に直接なんて、あってはいけない。
先生方の課題提示には、ご配慮をお願いいたします。
関東大震災後に都心部から新興住宅地であった荻窪あたりに移ってきた文化人が結構いて、画家であったわたしの祖父もそのひとりであった、祖母は瀬戸内晴美(のち寂聴)なんかの話をよくしていたな。特に理由なければみな電話帳に番号載せてた時代。
荒居蘭@大正折リ紙少年6/15単行本①発売@RanArai_short
うちの近所にもそのジャンルで大変有名な作家さんがお住まいでしたが、しかし幼かった私が受けたのは文学指南ではなく、超高速粒子とか衆人環視の人体消失とか霊媒とか、トンデモ系の薫陶でした😅
センセイ、小さい子に変な知識注入するの絶対おもしろがってたよ……。
藤(井猛九段を愛してやまないアラ)ゐさん@Fuji_i_san
学校のテストだかの問題に自分の父親の小説が使われて「このときの作者の気持ちを答えよ」って問題に父親に直接聴いたっていう都市伝説を聴いたことがあるのだ🤔
こちらのツイートを読んで「ん? いつの話?」と思ったのだけれど、井伏先生、1993年(平成5年)までご存命だったのですね。享年95。この頃高円寺に住んでたのにあまり意識したことなかった。
【只今産休中】阪神今津駅前 修羅嫁のたこ焼き屋@takoyaki_8ch
その生徒さん、今時に珍しく素晴らしい行動力だと思ってしまった🤣
昔の文豪の随筆とかからのイメージだけど、作家の家なんて押し掛けるどころか志ある青年の溜まり場になってるみたいなイメージすらある。
小学生の頃松谷みよ子さんについて調べていて、104で松谷みよ子さんの家の番号を調べ、電話をかけたらご本人が丁寧に質問に答えてくださった……その節はありがとうございました。