昨日話題になった「ミニキリン」について。
自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪められたのかがよくわかりました。二度とない経験かもしれないので、メモしていきます。1/11 https://t.co/k8B4u4Jerw
ツイートに対するネットの反応
博士ちゃんで見たキリンの方のTweet
こうやって伝言ゲームで情報がゆがんでいくのだなぁ・・・というのをとてもとても学者らしくわかり易く時系列で表現してくださってます。
少し長いですが是非いちどくを。
伝言ゲームの失敗みたいな歪み方、言葉で伝える仕事ではことさら気をつけたい。骨の病気にかかったキリンも長生きできるといいね。キリンはみんなかわいい。
うぅむ、これは日本のマスコミ(およびそれを受け取る側)の状況を考えると、いろいろと示唆的だな……。
ソース(元の情報源)を当たらない、専門家をないがしろにする等々、頭が痛いね。
ミニキリンのニュースを見た方は、ぜひ郡司先生のお話を読んで脳内を修正してください。
それにしてもメディアって、取材しても自分が使いたいところしか使わないのね。識者を共犯にしてるだけじゃない。ひどい話だわ。
先日の博士ちゃんに出られてた郡司先生だ。凄く分かりやすい記事。
諸々の海外から入ってきたNEWSも
ひと目を引きやすいタイトルをつけ、また聞きした噂話のように重要な部分を削除し話を盛ってるのかな?考えさせられた。
みさり@media screen (\\٩( ‘ω’ )و //)@misari
翻訳とミスリードの話 / “郡司芽久(キリン研究者) on Twitter: “昨日話題になった「ミニキリン」について。 自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪…”
この人、キリンの解剖をさせてもらうために全国の動物園を回ってるっていうのをテレビで見たことある!本編もすごくおもしろかった。
今回のコメントも絶妙に記事が間違ってないのにゆがめられていくのが分かって面白かった。一読の価値あり。
部下「この文言でいかがでしょうか」
上司「そんなのでは誰も読んでくれない。もっと目に止まるタイトルと内容にしないと」
というような光景が目に浮かぶ…。
もうマスコミは何も信じない。
私感ですが、こういう作業は大事。
実際に作業の機会を得れば、一生の宝になるといっても過言ではないと思う。その経験から逆算して、日本で、日本語で、流通している情報ややりとり・情報は「もしかするとどこかの時点で歪められている」という可能性をつねに頭のどこかに置いておく。専門外では尚更
悠海ゆう<オル窓愛蔵版(できれば完全版)復刊リクエスト中>@yuumi_yu
本物の専門家からの検証です。100%嘘でも100%真実でもないというところかな。事象も面白いけど、記事がどう変遷したかも調べられてて興味深い。
非常に興味深い内容。和訳は意訳に必ず頼る部分があって、適宜言葉を補うというのは学者の世界でも必ずすることだが、専門家以外が行うと背景を知らぬゆえに捏造の域に入ってしまうということですね。
てとこん@弊社もフルリモートワークにな〜って@tetokon
“郡司芽久(キリン研究者) on Twitter: “昨日話題になった「ミニキリン」について。 自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪められたのかがよくわか…”
論文&研究者のビデオインタビュー
↓
英ロイターの報道
↓
日本語版の報道
上記の流れでどのように情報が歪められたかが客観的にわかりやすくまとめてある一連のツイート。
英ロイターはギリギリ真実だけど、日本語版になると途端に情報をそぎ落とし、書いてない嘘情報を盛り込んでる。
詳しくはツリーを見て欲しいけど、日本語版の記事はミスリードと言うより、もはや捏造。
意図的にやったにせよ英語力が足りなかったにせよ、完全に記者として不適格ですよ(´・ω・`)
一連のツイート、興味深い丁寧な説明だった。他分野でもいい加減に歪めらえた情報は多いのだろう、と考えると暗澹たる気分。加えて、「これだからマスゴミは」としたり顔でリプしてるのがアイコントランプの陰謀論者という救いのなさ
まるでフェイクニュースができるまで? まさに伝言ゲームですね。
薬膳を教えていてもこういうの実感しています。どんどん意図していたことと違う形に発展していく。。。
人の受け止め方って千差万別だから正しく伝えるって難しいです😔
じゃあ、一歳のキリンの頭高ってどんなもんなん?と思って検索したらどうやら2.8m程らしい。成長中なので個体差は激しいだろうが、数字上は差がないな。https://t.co/TgbHXiyAlP / “郡司芽久(キリン研究者) on Twitter: “昨日話題になった「ミニキリン」について。 自分の…”
同じ内容の記事が少し前にGIGAZINEさんで掲載されていましたが、こちらはまだ元の記事に近い内容
https://t.co/V25u9QWONj
「英語版記事になる際にミスリーディングな表現があり、日本語版の記事になる際に「ほとんど嘘みたいな大袈裟な表現」が加わり、元記事にあった情報の多くが削除されていることがわかります。」
情報の切り取り方や伝え方で意図的かはさておいて情報操作が起こる。やはり一次情報を確認しないとなぁ。
盲目的に情報を信じるのが危ない例だなあ。と言うことで、このツイートの信憑性も一次資料に当たらないと確かめられない訳ですが。。
ソースに当たるのと、少しづつ英語で調べる習慣をつけて行こう
rainforest🌕🐣🧷☂️🐔anti-fascist@foresetmagic
情報伝達の危うさ、何に基づいて訳をし字数を整えるか、ということを改めて考えさせられるツイート。
やっぱり記者ハンドブックと類義語辞典買おうかなぁ。
科学的なニュースを書くにはリテラシーが必須だが、読む側も鵜呑みにしては❌両方気づかされる超良解説🙆♂️🙆♀️
⇒英語版記事になる際にミスリーディングな表現があり、日本語版の記事になる際に「ほとんど嘘みたいな大袈裟な表現」が加わり、元記事にあった情報の多くが削除されていることがわかります。
“郡司芽久(キリン研究者) on Twitter: “昨日話題になった「ミニキリン」について。 自分の専門に近い内容で、論文も既に読んでいて、海外の専門家のインタビュー動画・英語の元記事・和訳された日本語記事の全てが確認できたため、どこで情報が歪められたのかがよくわか…”
ろくろโลคุโล@タイ語1日1ページ@rokuro3535
私が自動翻訳機等を全く当てにしてない理由の一つがこれ。
誤訳や意図的なデマを見抜くには一時情報に当たるしかないわけだけど、翻訳機は意図的なデマは無くても誤訳の可能性は常にある。
結局のところ自分で理解できるようにならなければ、二次情報を参照する以上のレベルに行くことはできない。
これ、日本語記事読んだとき、突然変異かなとしか読み取れなかったし、
普通に植生が変化して背が低くても生きられるような進化の過程なのかななんて考察してたのに…
日本語記事くそわよ
長いですがメデイアのミスリードに興味ある方は必読です。
専門家が丁寧に、ファクトがミスリードされ、フェイクに至る様を追跡されている。
メデイアには「大袈裟に歪曲する」性がある事を、忘れちゃいけない。
その上でバイアスがあればどうなるか?
をよく考えメディアに接せねばならない。