博物館は儲かりません。毎年数億円の赤字で、その分は税金でまかなわれます。
図書館は儲かりません。毎年数億円の赤字で、その分は税金でまかなわれます。
自衛隊は儲かりません。毎年数兆円の赤字で、その分は税金でまかなわれます。
共通するのは「社会にとって必要だから税金でみんなで支える」。 https://t.co/KT3ALgkKIc
ツイートに対するネットの反応
これ、少し考えてみたが文明とか、そのサブシステムである国の目的は結局、図書館や博物館を維持することだよなぁと思ったりする。生まれてもいずれ灰塵に帰そうとしてしまう人の営みの足跡を、少しでも後世に残そうとする努力の形。
今の子どもたちが図書館とか博物館で得た知識で未来の社会を動かすと思えば赤字というより投資とも取れます。
災害で人が亡くなるのは悲しいだけでなく社会的損失も大きい。人はたくさんいたほう支え合える。自衛隊は辛い訓練を経て人々の命を支えてくれている。安全がお金で買えるなら安いものです。
自衛隊はいらないって人でも有事の際に助けてもらえなかったら困るでしょ。
学術文化に税金出すなって人でもノーベル賞とかオスカーを日本人がとったら喜ぶでしょ。
どっちも普段からきちんと維持しなけりゃダメなのよ。
“社会にとって必要だから”と言っても野放図的に赤字を出してそれを納税者が負担し続けられるのかと言えば、そんなわけもないので、適切なサイジングが必要になるのもまた事実。大きくすれば肥大化して非効率になるし、かといって縮小すれば必要時にまともな活動すらままならない有様になる。難しい
そう。だからこそ、住民が支えられる規模を鑑みて適正な規模を探らなければならない。
“住民にとって必要な分”と”住民が維持できる分”とをバランスしなければならない。
「必要だから」という理由だけで赤字を垂れ流していいわけではない。その姿勢では社会的共通資本の持続可能性は担保できない。
資本論的に言えば「富」と「商品」は別物だからな~。
NHKやスタジアム・アリーナ問題でも言える事じゃないかと。厳密に区別をつけれる訳じゃないけど。