村上春樹さんに限らず、小説家の方々は大抵SNSを好まない気がする、その話題になると決まって思い出される朝井リョウさんのSNS観とやらが広まって欲しい…
ツイートに対するネットの反応
有川浩さん作品がめっちゃ好きだったけどSNSを覗いてしまったばっかりに私の中の彼女像は崩れてしまった。それでも好きな作品は好きなままだから人柄とSNSと作品は完全分離して理解できる人になれたらいいな。
言葉に命を込める職種の人は、軽く乾いた言葉が束をなし人を殺傷せしめる事態が許せないのだろう。「シロウトがうかつに言葉を残すんじゃねえ!アホが!!」と言いたいところを自分のイメージに合わせて表現されてるような気がして気の毒だなと。
正しい、って何だろう? と思う。一見「それ間違ってるんちゃうん?」てことも、視点変えれば正しいということもあるだろうし、個々の価値観によっても変わると思う。
そういう曖昧な「正しい」を振りかざすのは、それこそ本当に「正しい」のかな?
過度な期待、は確かにあるかもなぁ。小説家は凡人と違う切り口で語れる人、と思い込んでるので小説家がネットマジョリティ言論そのまんま呟いてると「うわ凡人だったこの人!」って幻滅してしまう。逆に期待通りの鋭い切り口で私の目の鱗を落としまくってくれたらそりゃあ、尊敬鰻登りですが…
まぁ作家に難癖付ける連中、
「正しい」をやたらに強要するが、「オマエラ自身の人生に「正しさ」が微塵もない」から他人に求める?当たり散らす?しかないのか?
と。
だからSNSは匿名でやれとあれほど…
「小説家」って肩書と誰かに頼って広めた「名前」を表出して利用しようとするのを止めさえすれば
純粋に書き込みのみにより判断される。
3つのオレンジは、凍結からのフォロー・フォロワー全外しを食らった。@treMelarance
芸術なんてもんは、新しい価値観の創造である以上、ある意味で昨日の己の否定する作業の肯定です。
世の中に沿った価値観とか、前日の自分と同じことやるのは、芸術ではないですからね。
> 小説家の方々は大抵SNSを好まない
Webで書いてない限りは
プロット出して、十数万字書いて、印刷して、売って、でやっと反応あるのに、
たかだか100文字そこらで反応あったりするのは、
そりゃぁ「うらやまけしからん!」ってなると思う
多分小説家に限らない
いいですねえ。おんなじ意見です。
兎角今の人は正しさや正解を求めがちだから。安心したいんでしょうね。
そどそんなものは所詮相対的なものに過ぎないし、人の心も正しさもうつろうものですよ。
ゆっきー@多発性骨髄腫☆手を洗おう☆@harukakanato
なるほどね
確かに物語の中では、正しくないことを正しくないと自覚して行動する登場人物や自由表現が必要で、発言で正や善を求められるSNS、正しいマウントをかましてくる場は参加する必要性はないね
そうかあ??小説家に一貫した正しさを求めるわけではなく意見者になるならば正しさをみたいなことじゃないのかな
「完璧ではないが概ね間違ってはないいわゆる御高説」をも嫌い過ぎる人が多いねっていうのはまああるかもしれませんが
大勢いればビックリする斜め上の突っ込みも来るのが世界ってもんで
バズってるこれを見て、私がのうのうとツイッターをやっていられる理由がわかった。私の小説の読者は間違っても私が「正しい」ことを言うわけがないとわかっているからなんだろう。そして私のような書き手がマイノリティになるのもよくわかる。まあ、人口比で言うと若者自体がマイノリティなんだけど。
小説に限らずあらゆる創作物にそれを感じる。(ex.天気の子)クリエイターが創ってるのは道徳の教科書ではない。正しさも過ちも善も悪も同じ皿の上に並べて、それを味わうもの。
話飛ぶけどアニメとかラノベのファンとかになると作家どころか創作上の登場キャラにまで正しさとか一貫性を求めたりするのがいるから頭おかしい。しかもその登場キャラが小さい子供だったりすることもあって…
エリーとモコとココ(しまだ りゅういち)@lalasakura2008
作家は小説を書き、漫画家は漫画を描き、絵描きは絵を描けばいいんで、SNSしたくないならしなけりゃいいんです。どうしてもSNSで意見を聞きたい作家はいません。
作家に留まらず、一瞬の気分をこの上なく上手く切り取るツイートや詩が石投げられるのは見たくないな。
人間にモラルがないからこそモラルという概念は生まれたわけで
こんなこと見ると、ラルフ・エリソンの透明人間を思い出すわ。
人間は完全に透明にできない。だって目が白いと、光を屈折させてみることができない。
ということと同じ。
文学をそのままに受け入れるか、リアリティを求めるか。
それは人それぞれの取り方次第なので、否定はできない。
などと言いつつ、テレビのニュース番組に出て「私はえらい小説家先生」としてメッセージ発してきたのは小説家だろっていう。いまさら小説家は正しい姿を求められていると思うなどと述べたところで「小説家は正しい、小説家の言葉は価値がある」としてやってきたのは小説家じゃないか と思うのよね
熊ノ翁@創作垢/酒呑み垢/相互100%@V7NnRqa0uZbvFqZ
この「小説家はそれなりの正しさを持って活動しなければならない」ってな見方さ。
昔の文豪さんのやらかしエピソードとか見ると「いやぁそういうの期待すんのはちょっと厳しいんじゃないすかねぇ。生物学的に」って思っちまいますやな。
文豪どうかしてる逸話集
https://t.co/k9cvPhtkmW