中国語で同性愛のことを「断袖」と表現することがあるけど、その由来は前漢第12代皇帝である哀帝が、同性の恋人である董賢が自分の衣の袖に頭を預けて昼寝しているのを見て、起こさないようにその袖を切り落としたことらしい。知らなかったな 素敵な話やのと思ってる
ツイートに対するネットの反応
今では日本語の「衆道」と同じ古い言葉扱いされていますが、ステキな話ですよね。この董賢の妹は哀帝の妃(位は昭儀)になってます。
断袖の他に「龍陽」も同じ意味です。
異性、同性、その他諸々の関係性は関係なく。自分が大切だと思う相手に、あるいは、誰に対してもすべきであろうこういう「相手を思う気持ちの現れ」というのは、俺の心にストレートに響く。
魔道祖師で断袖って言葉を知ったんだけど、このエピソードどっかで聞いたことあるなあと思ったら、マホメットとネコの話だった。袖の上でネコが寝てるからマホメットが切って出掛けたっていうやつ。
この話、登場人物が預言者ムハンマドと昼寝した猫さんのバージョンもあるのだけども、
他にも「XXのために袖を外す(その時代の服は袖が着脱式のものが多い)」話のバリエーションや時代を調べてみたいな
帝から男色相手として溺愛されて、異例の大出世していく董賢を見て、彼の奥さんはどう思ってたんだろうか。時代が時代とはいえ、夜な夜な旦那が男に抱かれにいく境遇はきつそうだ…
ムハンマドと愛猫ムエザの話と同じである。因みにムエザは雌猫である。このことがあってのち家猫は清浄で祝福された生き物として、モスクに出入りする事を許され、浄水を飲み、説教礼拝の場に侍する事を許される様になり。今でもムスリムの人々の猫に対する愛は深い。