『少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』の吾峠先生の「主軸と直接関係ないことは極限まで短くするかカットする」って話と「考えなくても勝手に喋ってくれるようになるまでキャラの人生と価値観を考える」って話、複合すると語られてない設定がマジでメチャメチャある事になる。
ツイートに対するネットの反応
中学の時の元漫画家目指してた社会科の先生も「やってればそのうちキャラが勝手に動くようになる」って言ってたな……まだ会話はできんけど、多分勝手に動くようにはなってると思う。
構想だけじゃなくいくらか形にしたあとのボツもザラだと知ったのは、まさしく創作をはじめてからでした。根気が試される。もしくは好きでやってたらいつの間にか…なんてのが、理想的ではあります。
ボツはボツで、どっかに公開したくなる気持ちも出てきちゃいます…
単行本の余白ページにチラチラメインの話には直接出てこないキャラの人格形成に関する設定が書かれてて、ここまで考えてキャラごとの行動原理とか把握してるんだなと感心しました。
これわかる〜
鬼滅のコミックスの合間に書かれているサイドストーリーがめちゃめちゃ細かくて、一人一人の生い立ちや設定を事細かに考えてるんだろうな、だから吾峠先生の大きな愛が読書にこれでもかというほど伝わってくるんだろうなと。
無限にスピンオフが作れる。
JOJOの荒木先生はまずもって作品の中では出てこないであろうキャラクターの下着のブランドまで設定していると、何かで読んだな。
そこまで落とし込んで人物が動き出すのだとか
丁度今日、遅ればせながら鬼滅を読み終えたのだけれど、絵も綺麗だし設定もよく練られてるし面白いけど、ワンピースを始めとした長編作品で育った身としては、テンポが良過ぎて物足りなかった。
ストーリーにそんなに関係ないところならいいけど、鬼滅の場合は大事なところで端折りすぎな気がしたけどね…。これをスピード感とか疾走感とは言わないと思う。え、なんでこここうなったの?っていう疑問もいまだに結構あるしもやもやしてる
言いたい事は分かるけど、鬼滅の場合はもう少し描いて欲しかった。
特に最初の修行と最後の決戦の後。
あと煉獄さんと一緒に任務をやり遂げて無事に戻る話も欲しかった😭
あのスピード感が良いと言う人が多く居る一方で、私と同じく
ちょっと物足りなく感じたって人もまた多いんだよなぁ😅
ひとりのキャラクターを作るってことは「そのキャラクターの半生(途中で死ぬ場合は人生まるごと)を創造する」と言い換えることができるから、そういうことを考えているのか…
なんにせよひとりひとりの半生を壱から考えてるってやべぇな、普通に考えて
これ!
幽遊白書なんて
1巻で死んで
2巻で生き返って
3巻で飛影と戦い
4巻で玄海の弟子になり
5巻で四聖獣を倒し
6巻で戸愚呂を倒して暗黒武術会1回戦始まってっからね。
極限まで削られている!
これが今時の漫画だと霊丸撃つ度にスローモーションになって回想シーンが挿入されちまわぁ!
あんなキャラブレブレの上にテンポ早いと説明不足を履き違えてるようなマンガ家がこんな事言ってると思うと苦笑いしか出ない。
こんな描き方を心がけると鬼滅みたいな人の感情無視したような不自然なキャラ造形になるんだよという反面教師にはなるね。
小説も同じだと思います。
というか、メガヒットを生み出した方も「基本に忠実」「読者のために」を守ってるわけで。それを伝えてくれるのは、とてもありがたいです。
やはりジャンプに来るには異色の作家。俺の知ってるジャンプ漫画は設定は後付け展開はノリ死人は生き返り途中で伸び縮みしたり盲目になったり急に地獄の魔術師(ヘルズマジシャン)とか言う技使うようになったりする類のものだった
わかるぜっっっっっっったいまだまだ出てくるはずなんだ……だから先生お願い……お願い……!!!!!!!
というか前担当?の方の功績が大きそう
これ。
鬼滅がすごいのはキャラの掘り下げがすごいこと。多分一人の人を理解するだけの熱量をキャラクターごとに割いてると思う。
どの場面でもどのキャラクターもらしいセリフと行動だもんな。
≫「考えなくても勝手に喋ってくれるようになるまでキャラの人生と価値観を考える」
昔からよく聞くネタではあるけど、こんなに具体的でシンプルに言語化されてるのは初めて見た。
でも後付けでどんどん設定だしてくるのただただ漫画が下手なだけでは…ただただストーリーの薄っぺらさしか感じがなかったのでこれを「深い」と感じる人がいることにびっくり…
これって小説にも言えることで、『本好きの下剋上』は正にこれが当てはまる。そして、本編(主軸)終了後、そのカットされたのが書き下ろしや漫画のオマケSSで読めるのが本当に本当にありがたい。
スピンオフとは違う。
鬼滅も出て欲しいけど、無いだろうなぁ。煉獄さんスピンオフなら大歓迎です(笑)
バックボーンはとても大事で、作りこまなければならないけど、簡単には出さないってことでしょう。
だってさ、そこが一番グッと来るところなんだし。安売りしちゃいけないよね。
ハコの中の猫らぐにゃん(CyberRagna)@VC_CyberRagna
…こういうこと言っちゃ悪いような気はするけど、切った後二度と出てこない(一部の)鬼の走馬燈ってそこまで話の主軸と関係ある?とか、某記事で見掛けたこの辺のセリフを言うキャラって後から設定考えてない?とか、最終回飛びすぎて主軸迷子になってない?とか思うところがたくさん…(´・ω・`)ゴメン https://t.co/rrpH95jcsT
上弦の参の過去回想とかまさにこれなんだよな
あれも語られてない部分はあるけど、本編では必要な部分はちゃんと書いていてスッキリまとめて、その過剰だったり余分なところを単行本で解説している
これマーベルスタジオも同じことやってて行動理念を明確にすることでどのライターがストーリーを作ってもキャラのキャラクター性や言動がブレにくくしているらしい