ツイートに対するネットの反応
昔は造語で対応してたけど、今なら欄外に注釈を入れるかな。読み飛ばす人は飛ばすし、引っかかる人は注釈を見るという目論見で。
ちなTeXならこんな感じ。
そこには一人の男がボラード\footnote{船舶係留用の縄掛柱}に腰掛けて煙草を……
山科清春『違星北斗歌集』(角川ソフィア文庫)6月15日発売!@kiyamashina
小池一夫「どいてくンな。そいつは俺のボラードだ」
「ボラード? アタイゃ今からこいつにこの縄かけて首を括るンで、名前がわかって嬉しいわえ。あンがとネ!」
「アホゥ、やめろぃ! そのボラードは何万tの船を舫えても、命の重さにゃ…あれ、れれ、おっと」
バシャーン。
「あンたーッ!」
『ぼらぁ怒』
一応「そこには一人の男がボラードに腰掛けていた。船の繋留に使用される杭は、今は腰掛けた男とともに海から届く物憂げな赤に照らされていた」みたいな感じで名前の後に説明を入れたりでなんとか目指す雰囲気に合わせつつは出来る事もある。
こーゆー時は
「お前、これの名前知ってるか?」
「え、知らない」
「ボラード。足乗っけてタバコ吸うためのモンじゃないからな」
「それは知ってる」
「そうか」
みたいな会話をさせると自然に難しい名刺を使えたりするぞ
分からない単語はすぐに調べれば何か分かるし、それで知識の幅も広がるから全然使って貰って大丈夫だと思ってます。
本を読むのは想像力の育成と言葉の勉強だと思ってる。
インプット(色んな名作とかを読んで良質な文体を自分の中に取り込む経験)が足りてない場合に陥りやすそう
もちろん無用な説明を避けることも大事だけど、
諦めず軽妙に書き上げてみせずして何が字書きか……という気概は持ちたい
「名前」でなく「字によるデッサン」で物の形を浮かび上がらせたい
ああ〜ある〜、調べて「そっかボラードって言うんだ、ふぅん」となりながらぽちぽちと「舫い綱をかける杭」って打つやつ〜
創作者には共感しかないですよね!
一人称なら、キャラの知識の範囲で説明して、三人称なら「係船柱」かな?
漢字だと何となく分かるけど、ボラードだと、全くわからない。
表意文字バンザイ!
こういう単語を悩んでるだけで30分とか経っちゃうんだよな。
逆に僕文読んでて「なんやこの単語」ってなったら調べたくなるから読者が言葉を見て理解できるかどうかはあまり考えない派
自分で描いて自分の思うように表現できるのがベスト