もう百万人くらいに言われてそうけど、王朝貴族の作法やしぐさ、
・貴人への文書の受渡しは文刺で
・扇さし隠し
・御簾越しで距離をおいた対面
・這い伏し(食器と口元を覆い隠す女房の食事作法)
などがすべて「飛沫感染対策」の一言で説明できることにずっと気づかなかったのは本当にうかつでした。
ツイートに対するネットの反応
平安時代は疫病も多かったし、今ほど栄養や医術もよくなかったから、こういう風習は意図せず一理あったかも。平安時代の疫病の多くは庶民で流行ってたし下の者が上の者に感染させないっていうのは意味あったかも。衣服に香を炊くのも、おしゃれだけじゃなく虫除けや殺菌効果も配合によっては得らるね
「行動免疫システム」の一例ですね。様々な地域や民族で見られる、病気感染や蔓延を防ぐために経験則から生み出された習慣や風習、作法など。
この例だと「病魔は身分の低い者からもたらされる」が経験則としてあって、これを防ぐための対策が様々な作法として残ったと考えられます。
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何かを「発見」してハシャイでいるのだけれど、差別に合理性や科学的根拠を見出しちゃうという、たいへん「うかつ」なことをやってるのに気付いた方が良いのではないか。
胡麻 on Twitter: “もう百万人くらいに言われてそうけど、王朝貴族の作法やしぐさ、 ・貴人への文書の受渡しは文刺で ・扇さし隠し ・御簾越しで距離をおいた対面 ・這い伏し(食器と口元を覆い隠す女房の食事作法) などがすべて「飛沫感染対策」の一言で説明で……