「主人公が毎回勝つのはリアリティがないのでは」という考えを真に受けそうになったとき、「トーナメントでは必ず一人全勝する。そいつを主人公に選ぶ」と言われて、あれ以来フィクションのリアリティに対する考え方がかなり軽やかになったですね
ツイートに対するネットの反応
「主人公が負けると読者がストレスを感じてアンケの結果が悪くなる」という、なんともまぁ逆にリアルな商業的理由論も聞いたことがあるので、こういう話って面白い
ちばてつやが「あしたのジョー」以前にボクシングもの作品の構想をまとめるべく、ボクシングジムで取材していると、トレーナーに「練習生はたくさんいるけれど、チャンピオンにまでなれるのはまずいないんだよ」と言われ、考えたという話。
負けて特訓してリベンジ。「帰ってきたウルトラマン」はそんなリアリティを求められた結果かな。七十年代初頭という世相がそういうのを求めてたんだろうね。
いや実際に毎回勝ち続けてたらリアリティは無いと思う。人気なアニメ漫画とかって、概して一度は負けてるもんだと思うし
過程を経て、最後に勝利を得るからこそ主人公になる。まあトーナメントの例も出場以前にあったはずの過程を鑑みれば間違っては無いんだろうけども
フィクションについては未だに納得できてないけど、リアルで、あんなに永らく「北海道の高校野球」にとって無縁と思われてきた優勝が2連勝(しかももう一歩で3連)したときには色々アップデートされました。マー君神の子。
青年漫画はリーグ戦っぽいな。全敗でも全勝でも八勝七敗でも七勝八敗でも全員主人公足り得るし敗ける事の意味合いが違う。選手全員が一度敗けてるビクトリー球団結成に至るヒストリーとか今考えるとモーニングで連載しそうな内容だな。
何のスポーツか忘れたけど、トーナメント出場チーム全部に密着取材して全部終わったあとに逆算して優勝チームに焦点当てる編集したドキュメンタリー映画あったような🤔
だから雑に勝たせてもいいって話でもないけれどそれもまた別の話
受け手がリアルと受け取ったものがリアリティで、作り手はどう作ればそう受け取ってもらえるかを考えなきゃいけないって所は何を並べても変わらんよね
これですね。
運命力が〜というよりは、他が勝ち残ったらその人が主人公の話を書くだけ。今回は主人公が優勝したからインタビューしました的な。
結果だけ見て「絶対」を語るのは早すぎる。
考えてみれば、異世界転移やゾンビパニックもので主人公たちのメンバーがやたら特殊スキルや特別な背景持ちなのは単に生き延びる能力があるからってだけなんだろうな。凡人なら即、死亡なんだし
これすぎる。もちろんご都合主義で常に勝ち続けるべきとは思わないけどね。「主人公だから特別」なのではなく「特別だから主人公」だってのはフィクションを楽しむ上で忘れちゃいけない。