今日行ったムンク展でみたこの『接吻』のモチーフで「愛とは個人の喪失である」的な音声ガイドがあったんだけど今まで聞いた愛の定義づけの中で1番真理に近いかもしれない。愛ってのは自分と他者との境界線が曖昧になって、他者の幸せが自分の幸せと融け合う瞬間のことをいうのかもしれないね。
ツイートに対するネットの反応
人と人が本当にわかり合って相容れることなんか絶対ないと思うわ これは決して悲観でもなくネガティブだとも思わない でもそういうひともいるのかな?動物は? 生身だけで生きてたらできるのかね
真実の愛。それは #利他の愛 自分自身を忘れ、力の無い人の為に働いたり、弱った人を助けたり、他者に尽くす、他者の役に立つ、小さき人を助ける働き。それこそは神の愛。神性が個人を通して地上世界に顕現したものが本物の愛。独占したり傷付けたり、縛る愛と真逆の姿。困難な、理想の愛。
これ見た。連作だったけど、どんどん形がシンプルになってくの。
ほとんどの作品のムンクの愛憎が凄いし、結婚は犯罪に等しいとか言ってるし、やばいし面白かった。
家に置いたら暗い気持ちになりそうだから、お土産のグッズは全く買う気が起きなかった。
「愛とは個人の喪失である」
ものすごい腹落ちする。愛とはつまり自と他の差がなくなることなんだよな。
子供の人生をもはや自分の人生と別個には考えられないし、恋人のためなら自分が死んでもいいと思えるのは自己の喪失に違いない。
だからこそキリストの犠牲の愛は人の心を打つのではないか。
早く行きたい、ムンク展!
「愛」は元々慈しむこと、大切にすること、又仏教用語の強い渇望の意味がある。いと「おしい」…失ったら困るものなんだろうね。愛しいってかなしいって読むもんね。
日曜の夜はちょっぴりおセンチ
ノヴァーリスの「青い花」にて主人公が、「愛とは人間という謎にみちた独特の存在が、ふしぎに融けあっていくことなのだね」と言う場面を思い出しました。