数々の建築賞を受賞した複合文化施設内に作られたガラス張りの図書室。
外光が差し込む明るい書棚には、紫外線により赤色が褪色し、青い表紙になった書籍が並ぶ。
ツイートに対するネットの反応
コンペで選ばれたもので、図書館としては駄目でも建築としては良い…といった意見が出てくるあたりに、「建築界隈」の傲慢とか未熟があるんじゃないかと思った次第。
何の役割を果たす事を第一義とした建築であるかがすっ飛ぶのなら、走れない車や飛べない飛行機のデザインもOKか?って話になる
言わんとする事わかるんだけど、これ本当に貴重な書籍はここに置かず、市民がよく手に取る元々劣化の早い想定の本だけ置いてるという、可能性はないのか?とふと思った。であればよくね?と思うんだけどもそれは浅はかなのだろうか?事実はもちろんわからないけども
ミースの手になるベルリンの新美術館は、展示スペースは基本的に地下で、ガラスと鉄骨だけの1階は短期間展示のインスタレーション程度だったなあ。
ちなみに、茅野市民館の受賞歴→ https://t.co/JaO6yUuPek
(中央本線に乗ると、茅野駅に停車したとき、目の前に見えます。)
構造物で忘れられるのが、関わるもののメンテナンス。劣化しないものはないが、図書館の本が褪色してしまうのはいかがなものか。褪色しにくくできなかったのだろうか、建築の観点から。