天才と噂されながら、年下の、当時小学生だった羽生善治に大敗してきっぱり将棋を止めたんだ、と在りし日に言っていた夫の遺品から、磨き抜かれた将棋盤と駒、そして数多の参考書が詰まった段ボールを暗がりに見つけたとき、人は、人の語りえなかったことを物言わぬ物たちによって知るのだ、と思った。
ツイートに対するネットの反応
Princetonでファイマンと同級生だった学生の中にはファイマンの凄さに慄き物理を止めた者がいたらしい。羽生に負けたとかボルトにかなわなかった、ような話。
自分も将棋いっちょかみしてるんでわかるんですけど、棋書めちゃくちゃ持ってるし雑魚将棋盤だったけど大切にしてたわ
羽生善治つえーわ、タイトル100期早くみたい
私の死後「物言わぬ物達」が沢山暗がりに見つかるだろうけど、そんな事になるくらいなら心臓の鼓動が止まった瞬間に爆発して無くなって欲しいww😂😇
「夫は将棋を辞めた」
「夫は将棋を辞めていない」
でリプの解釈分かれてんのな
twitterみたく勉学と程遠い場所で国語の授業みたいなのが繰り広げられるの見ると勉強ってそういうものであるはずだったよなという気持ちがワクワクチンチン
この「お話」には「真」と「信」が要求し、もたらすべき「明晰」がない。押し入れの「暗がり」。語られたことも語られなかったことも本人の主観の範囲にありその本人は既にいない。顕れるのは「話し手」その人の「真」と「信」と「明晰」の度合そのものであり、周りに置かれたお飾り類はどうでも良い。
内容はもちろん。この文章、「。」が一つしかない長文にも関わらず、さっぱり読める。ややこしくない、リズムもいい。ナニコレ、いつか僕もこんな文を書きたいです。
刀を鳥に加へて鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず。 聲ある者は幸福也。とはいうけれど、声なきものに宿る声を聞ける感覚だけは失いたくないものだ。
女子競泳で池江璃花子選手と近い世代の選手にはこういう状況になってる方も多いんだろうな…。
何が悪い誰が悪いなんてことは一切ないけど、それでも残酷な生存競争で、だからこそ胸に刺さる。
その将棋盤と駒を実際にいつまで使っていたのかは、この文章ではわからない。でも確実に言えるのは、死ぬまで手放せなかったってことだよね。
自分の魂が宿った物は簡単には捨てられない。これを読んでいる貴方には、そういう物はありますか。
めちゃくちゃ無粋というかこのくらいも分からないアホなんで申し訳ないが、負けたから辞めちゃったのかと思ったけど、磨き抜かれた将棋盤と駒あたりから負けて辞めたって言ったけど辞めてなかったってことなんだよな?
こういうの見ると遊戯王プロ化とかも緩い話で十分なのだと思わんでもない
折れたら辞める人を見るのはとてもとても悲しいものだ…
ところで将棋界にはこんな魔王羽生さんを子供時代から近くで見続けたのに、
しっかりプロになってタイトル持ってるメンタルの化け物がいるってマ?
大崎善生さんの将棋の子を思い出した。有名な聖の青春はちゃんとプロになりA級まで勝ち上がり羽生善治さんとも対局相手として向き合った村山聖さんの物語だけど、将棋の子はプロになれずに終わった人の物語。
デジタル上でこういうドラマを描けるようになってはじめて、NFTは真価を発揮できるんだと思っている
どんなNFTを持っているか、持っていたかに人生がある