昔、「なんで校長先生ってこんなに話が長いんだろ」って思ってたんだけど、最近自分の話が長いことに気がついて「年をとるにつれて知識は増えるが、それをフィルタリングする能力が衰えるからではないか」という仮説に行き着いて震えている。
ツイートに対するネットの反応
高年齢に加え高い地位のせいで
「話が長い、要点だけを簡潔に述べろ」
と指摘してくれる人が減ってしまい、長い話を何も言わず聞いてくれる人が増えてしまうのも理由ではないかと思います。
能力の衰えだけでなく意識の変化もあるのでは、と。
年齢による衰えというよりも、環境の影響かも。
「相手が無条件に話を聞いてくれる」立場に甘えちゃうと。
「相手に興味を持ってもらう」「端的に話す」工夫をしなくなるのかも。
45分のミーティングはすぐ終わるけど、思い返すと小学校の45分の授業はとても長かった覚えがあり、年とともに時間の進みが速くなっていると感じるせいじゃないかと思っている。
これ校長先生は皆「これくらいの時間は話さなきゃいけない」って規定があって、そのための話題集みたいなのもあるらしい。その話知った時から可哀想だから校長先生の話ちゃんと聞くようになった
「校長先生の話は長い」というイメージはあるが、実際自分の学生時代はどうだった全然記憶になく、
『そもそも皆最初から校長先生の話に興味無いので長く感じる』可能性もあるのでは。
小中高のいつだったかは覚えてないけど、全校生徒が謎の団結を見せて、話が一区切り着いたところで拍手しまくって強制終了させた話でもする???
私の小中高、そこそこ規模がでかい学校なのに、あの瞬間だけは生徒間に謎の団結が生まれて、戸惑う校長と苦笑いの先生たちという空気……。
まぁ校長は話長いものだと認識していたからなぁ……。
一度、学校祭開会挨拶かなんかで「みんな、今日は盛り上がっていくぞおおぉ!」という一言だけ叫んで終わった校長がいたな。
そのあとしばらく全校生徒からの「校長!校長!こーちょォォォ!」という全力の校長コールが鳴り止まなかった。
小学生の時、
「今から皆さんに話を3つだけします。」
みたいな感じで話題を絞って淡々と話してくれる校長がいたな。
始業式・終業式だけでなく運動会でも同じように話して1分程で済ませてたから、児童からの印象はめちゃくちゃ良かった。
まあ、今はちょっとでも長いと明らかに子どもたちが飽きたことを隠さないし、行事は短時間で済ませることになってるし、最高5分。
5分でも長いし、3分以内にまとめられない人はお仕事できない人扱い。
教え子に対して「ペナルティ」(自由な時間を奪われる)としてお説教する必要がある職業なので、話を長く一方的に話せるスキルが磨かれていき、校長になる頃にはすっかり仕上がってしまっている。
中3からの校長先生の礼拝がめっちゃお話長かったのは、前任校で全校朝会とかそういうときはとにかく長く話すように言われていてそのままだったからだそうだ
着任してしばらくののち先生方で何かしらすり合わせがあったものか、高3までの間にだんだん短くなってったねえ
思い出してちょっと懐かしい
母校の校長先生の仕事
(1)予算取ってくる
※ 取ってきてれば週2日出勤で
※ あとgolfでもOKとか
(2)行事の挨拶で(お互いのために)
時間を掛けない
今もかは不明だが、
前の元号の初期はそんな感じだったかと。ある意味自由度高かったけど、コンピューターやアクチュエーター等の性能もWiki等見てね
中年が所謂「オヤジギャグ」を言いがちなのは、年をとるにつれて思いついたことを何も考えずそのまま言いやすくなるかららしいという話は聞いたことあるので、もしかしたらその類なのかもしれない。
歳を経ると「あ。これ、知ってるかな? これも言っておかないと。これも教えておこう。これを教えておけば失敗しない」っていうのが多くなるっていうのもある。
要するに、心配性になるっていうか、老婆心が増大するというか。
論理的なフィルタリングよりも、親切心が勝ってしまうというか。