本は買ったらすぐ読めばいいというものでもない。買いたての本は案外、フォントに角が立っていたり、頁が締まりすぎていて、読みにくいものだ。本は一定期間、積読して熟成させると、旨味が増し、読み応えも出てきて、より美味しく読むことができるのだ。
ツイートに対するネットの反応
これはあまり知られていないライフハックなのですが…
①本にお金を挟みます
②積読で熟成しましょう
③忘れた頃に読んでみます
④本の間にお金を見つけます
⑤ちょっと得した気になれます
⚠️お試しは自己責任でお願いします
あまり寝かせすぎると、フォントが小さく感じてしまうらしいので、読み頃を見極めるのはなかなか難しい。
早川のように顧客が寝かせることを見越して、判型を大きめにしたところも…
ある意味そうで、別の意味でも、自分の心がその本を受け入れられる時期を待つのもあると思っています。
昔読んでいまいちだったけど、今読み返したら面白いとか、その逆も然り。
逆パターンの「何でこの本買って楽しんで読んでたのかな?」となるのは切ないけれども、それも含めての本の楽しみ方かな。
ゲームは買ったらすぐプレイすればいいというものでもない。買いたてのゲームは案外、ROMに角が立っていたり、カートリッジが締まりすぎていて、プレイにくいものだ。ゲームは一定期間、積ゲーして熟成させると、旨味が増し、プレイ応えも出てきて、より深く楽しむことができるのだ。
私も、書いたての本より積読して熟成した本の方が旨味が増すことを否定するものではない。しかし、ワインに飲み頃があっても、飲む前にラベルを読むことが妨げられる訳ではない。書籍もまずは買ったら積読する前に、ザッと読んでその本のどこに何が書いているかを把握(インデックス化)すべき。 #読書