江川紹子の墨田区のレポートで、一番印象的だったのは、「デング熱発生以降、延々と蚊を採取してすり潰しては、ウイルス検査を続けている女性職員がいたから、区で独自のPCR検査ができた」ってところ。こういう「一見、意味分かんない」「役所じゃないと続けづらい」という話が大事。
ツイートに対するネットの反応
「保健所から検査機能が失われ、保健所そのものも減らされてきた。そんな中、商売にはならない蚊の検査を続けてきた検査技師が1人いたおかげで、コロナにも対応できた。本当に、人は大事です。金にならないことをやって、危機に備える。これこそ公衆衛生です」
こういうことなんだよね。公的機関の役割は、一見無駄に見える効果も利益も生まないことにしっかりお金を出して続けること。そのうちの99%はずっとそのままかもしれないけど、曲面が変わると大事な一手になる、どれがその一手かはわからないから愚直に見えるけど続ける。
大切な事だと分かって大切な事を続けるにはやはり豊かさが必要
2番じゃダメなんでしょうかなどと言って投資を止めたら技術者も細やかな手仕事も日本もそこから滅びの道へ足を踏み入れる、今は足を踏み入れて10年以上経った
ほら、医療先進国だった日本
ワクチン作れてないじゃない
そういう事だよ。
無駄じゃねそれ?みたいに思うことがこういうときに無駄じゃなくなるのな。民間だと利益出さなきゃいけないからこういうことやりにくいし、こういうことだからこそやはり税金でやる価値があるのかも…??
この女性職員さん…
映画なら、わけわからん研究を続けて周りから異端扱いされてるけど、最後にやっぱりその研究が実を結んで世界を救う主人公的な人やん。
カッコええ✨